解決事例
解決事例2~代襲相続 亡くなっていた父の代わりに遺産を相続し、他の相続人との調停を成立させたケース。
亡くなっていた父の代わりに遺産を相続し、他の相続人との調停を成立させたケース
ご相談前
県外にいる祖父様が亡くなられたという、20代のご姉妹がご相談に来られました。
ご姉妹のお父様がすでになくなっており、代わりに祖父様の土地や建物などの代襲相続を行うことになりました。
しかし、もう1人の相続人である叔母が、
「自分はずっと故人の近くにいた。だから祖父の土地や建物は自分がもらう」
と主張し、協議がまとまらないとのことでした。
解決結果
ご依頼者様としては当初、故人の遺産はいらないとお考えになられていました。
しかし、あまりにも叔母の態度がひどく、また、亡くなったお父様の代わりということもあり、
法的に正当な遺産分割を求めるため、調停を申し立てることとなりました。
結果、調停で算出した評価額の2分の1の金額を、
叔母から支払ってもらう(代償分割)ことで調停が成立しました。
弁護士からのコメント
地方によっては、「家」の意識が強く、
法律通りの遺産の分割に理解のない場合があります。
また、相続人がすでに亡くなっている場合には、
孫が「代襲相続」することへの理解が浸透していない場合がございます。
弁護士へ相談していただいたおかげで、
ご依頼者様は正当な利益を確保することができました。
大変感謝していただきました。